（靴底交換）修理メニューと価格

当店は、毎月２０～３０足のオールソール（靴底）交換を行っています。本来に近い材料も使用しますが、お客様のご要望によってはカスタムも行っています。御興味のある方は一度御来店頂けると幸いです。
注）オールソール交換は、製法の違いにより履き心地に与える影響に差があります。

特に、セメンテッド、マッケイ製法の靴は履き心地が変わりやすいです。 尚、グッドイヤー製法の靴でも、中底交換・補強、或いはコルク交換をした際は、最初違和感が生じます。 かかとの修理はこちらへどうぞ。少し話しが変わりますが、革底の仕上げに興味を持たれる方も少なくないので、当店で対応しているオールソール時の革底仕上げ例>を纏めましたので参考にして下さい。

セメンテッド製法のオールソール

写真の様な靴底に縫い目が出ていない靴は、セメンテッド製法で製造された靴の可能性が高いです。靴底のデザインに工夫を凝らした靴が多くなっていて、一見では解らない靴も有りますので、店頭で御相談下さい。セメンテッド製法の靴のオールソール交換作業はこちらから

標準お預かり期間２週間

注）革底で幅１３cm以上、或いは縦３１ｃｍ以上は＋￥2,200
注）革底のJR社製オークパークは＋￥3,300
注）使用する材料で価格が変わります。
注）カスタムは別途見積もり

マッケイ製法のオールソール（溝掘りは原則標準）

靴の内側に縫い糸が出ている靴は、マッケイ製法の可能性が高いです。 但し、他の製法と組み合わせて作っている靴も増えていますので、解りにくい場合は店頭で御相談下さい。 マッケイ製法の靴のオールソール交換作業はこちらから

標準お預かり期間　２～３週間

注）革底で幅１３cm以上、或いは縦３１ｃｍ以上は＋￥2,200
注）革底のJR社製オークパークは＋￥3,300
注）底材がリッジウェイ、グッドイヤー、コマンドソール、ダイナイトは+￥3,300
注）カスタムは別途見積もり

グッドイヤー製法のオールソール（溝掘りは原則標準）

写真の様なフチ部分（ウエルト）と底が縫い止めている靴は、セメンテッド製法で製造された靴の可能性が高いです。又、このウエルト部分が切れていたり、痛みが酷い場合は修理費用が極端に高くなりますので、店頭で御相談下さい。

標準お預かり期間　２～４週間

注）革底で幅１３cm以上、或いは縦３１ｃｍ以上は＋￥２，１００
注）革底のJR社製オークパークは＋￥３,１５０
注）底材がリッジウェイ、グッドイヤー、コマンドソール、ダイナイトは+￥３,１５０
注）カスタムは別途見積もり

その他製法（例：ステッチダウン等）の靴は見積もりとなります。

オールソール材料

注）クローズド・チャネルとは

マッケイ製法、グッドイヤー製法で、縫い糸が底に出ない様に隠している作り方です。（別名：伏せ縫い）
特に高級革靴に多いので、高級革靴の証しの様なイメージを持たれている方が多いです。当店では、勿論オールソール交換時に御指定頂ければ、対応可能です。