Q&A集

靴のかかとの内側が破れてしまいました。生地が破けづらくなるような履き方やお手入れの方法はありますか?

履き方としては 靴ベラを使用することをお勧めいたします。また、同じ場所がずっと擦れることで 生地が傷みやすく破れる可能性もございます。靴のローテーションも有効です。可能であれば 4~3足で 回してご使用いただけると より破れづらくなります。それでも破れたり、される場合は 足のサイズがあってない可能性もあります。2重構造になっている靴が分かり易く、内側の素材が良く破れている方は かかと内側だけでなく つま先や親指や小指の付け根などが 破れているケースもあります。 手入れとしては ブラッシングなど ご使用後に ほこりなどを落とす際によく観察されることがおすすめです。観察も 手入れの 準備段階のようなものです。内側が破れる前にはホツレや 生地の毛羽立ち、擦り切れなどがおこります。状態に気づいてあげることで より適切なお手入れが可能です。

シャネルの修理で一番依頼が多いのはどんな修理ですか?

マトラッセのカラーリングです。ダントツで、マトラッセのカラーリングです。シャネルのマトラッセは 今もってマストアイテム(言い方古いですかね(汗) )です。そのため、お母さまが娘さんに譲られる際にといって カラーリングのご依頼が 多いです。断言します。ダントツで、マトラッセのカラーリングです。次に、金具故障のご相談です。一番はメーカー様の修理見積をお勧めしますが、部品がない事も多く代替え部品でよければ修理を対応させていただいております。旧バッグに ほかのメーカーのお気に入りの持ち手を移植してほしいなんてのもありました。金具故障はで 代替え部品がない場合は 協力会社の彫金師さまや金具製作所へのご協力をもとに対応させていただきます。

プラダのバッグ財布の修理で一番依頼が多いの修理はなんですか?

ナイロンバッグの生地のホツレです。ナイロンバッグは丈夫さで 売られていますが、耐荷重量を超えて使用すると 生地が徐々にほぐれて ばらけてしまいます。革をあてて 補強する方法、ツッパリあと はできますが寄せて縫い上げる方法などございますが、大体 使えればよいとのことで安いほうを選択されがちですが、永く使うには 丈夫に仕上げる 高い方の修理がおすすめです。ポケットの内側のホツレが多く 次にショルダーの付け根(ちぎれてから相談される方多いです)のホツレの順です。一番安くて長持ちする方法を時々 聞かれますが糸が抜けた、軽くホツレた・・・早めの 修理が安くて一番長持ちです。

コーチのバッグ、財布の修理で一番多いのはどんな修理ですか?

カラーリングです。グローブレザーのシンプルかつ大胆なデザインと機能性が 好きで永くご愛用されている方は多いです。今でこそコーチはフェミニンや可愛らしいデザインシグネチャーやメンズデザインなど多様なニーズに合わせたモデルがございますが、昔のコーチ(そんなに長生きはしてません (汗) )は、グローブレザーを大胆にあしらったつくりのものが多かったです。話が長くなりましたが、永く使用されているグローブレザーの作品などは退色や色ハゲもおおく 使用感がかなりあるものが多いです。そのため、さらに永くご使用したいとのことでカラーリングのご依頼が多いです。カラーリングの仕上げの際に オイルを入れることでより永く持つようにひと手間をかけます。次に多いのがコーチのヒール製品です。使いやすいためか、お気に入りのためよく履かれるためか、かかと交換によく持ち込まれます。

グッチのブランド修理で多いのはどんな修理ですか?

内袋交換です。特に旧モデルのバンブーバッグは多いです。バンブーデザインでの復刻モデルが再販されるように永い人気を誇ります。ただし、旧モデルの製品は内袋がベタつくことも多いので 内袋交換の修理となるわけです。基本的にはメーカーさまでの修理をお勧めいたしますが、ご希望に沿わない場合などは当店でも交換可能です。内袋交換のグレードを下げることや機能を下げることで修理価格を安くすることも可能です。次に多いのは 靴のカラーリング修理です。グッチのシューズのご愛用者の多くは 長くご使用されている方が多く アイコンのビットデザインのシューズは今も修理でよくお目にかかります。

エルメスのバッグ・財布の修理で依頼が多いのはどんな修理ですか?

カラーリングです。エルメスのレザー製品は染料で仕上げられているものが多く、革の素材や風合いを楽しめるお品になりますが、反面 自然退色してしまうのは どうしようもありません。アクリル顔料での仕上げがお勧めできる製品とそうでない製品とに分かれます。次に多いのは ブランドメーカーさまが対応されないレザーの破れなどです。長くご愛用された バーキンなどのバッグ類の破れた持ち手に革を巻いて見栄え良く また、より永く持てるようにいたします。

ブランド品の修理も可能ですか?

可能です。ただし、使えるように修理が可能なだけで、メーカーさんからの保証や修理対象から外れてしまいます。 お勧めは、①ブランドメーカーさんへの相談 ②購入店への相談 ③ご近所の修理屋さん ④当店(皮革美藝)へのご相談 の順です。 理由としては、メーカーさんの修理が修理在庫や専用のパーツ、工具などがあるため メーカー修理のほうが安く済む場合がございます。ユーザー価格での修理になるため、比較的安く済み、ブランドイメージを損ないにくい修理がおおです。ただし、日本内の委託工房で修理できない場合 海外まで発送するケースもあるそうなので、修理に時間がかかる場合がございます。 購入店へのご相談は メーカー修理に準じています。場合によっては 交換パーツを購入店様にお渡ししているケースも伺います。ご近所の修理屋さんは、近くて速いがイチバンです! ①②③の修理内容や金額に納得がいかない場合やメーカーがすでにない場合、修理を断られた場合は ④当店(皮革美藝)へのご相談 をぜひ!お願いいたします。 修理、復元、価格に合わせた修理、材料引き取りなど ご希望のニーズに合わせた対応をさせていただきます。

ルイヴィトンのバッグ・財布の修理で一番依頼が多いのはどんな修理ですか?

ファスナー交換です。次にカラーリングになります。人気も高くよく利用されることが多い分、長く使われている方も多く、ファスナー故障や噛み込みのご相談は多いです。次のカラーリングは紳士物のビジネスバッグが顕著に多いです。長く使われているからこそだと思います。